耐震診断の都市伝説
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耐震診断の都市伝説

2014年09月25日(木)11:44 PM

先日、耐震診断にお伺いした依頼者に一番最初に質問されたフレーズ。

(うちの屋根は瓦だから、地震に弱いから軽い屋根に交換しないといけないですよね。)


瓦屋根のお宅を診断に行くとほぼ100%の確率で聞かれます。

答えは、NOです。よくリフォーム業者が瓦屋根は重たいから地震が来ると崩れて危ないので屋根を
軽い材料で葺かないとダメですといいますが、屋根が重いと上に重しが乗っているので風には強いし、
軽い屋根の代表格のカラーベストよりは、断熱性、雨音などの遮音性はあります。
もちろん、カラーベストは自重が軽いです。耐震診断の検査項目に重い屋根・軽い屋根という項目
があり、軽い屋根は数値上アドバンテージもあります。
屋根材については、それぞれ一長一短があります。

屋根材の重さを気にするよりは、壁の多い・少ない及び基礎の状況が大事です。

 



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